【学校総選挙プロジェクト】若者が期待する政党は「自由民主党」39.6%、「立憲民主党」11.7%

CCCマーケティング株式会社
株式会社Tポイント・ジャパン

【学校総選挙プロジェクト】「2022参院選」模擬投票結果
若者が期待する政党は「自由民主党」39.6%、「立憲民主党」11.7%
「本当に実現できるのか」を重視する傾向に

CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田代誠)および株式会社Tポイント・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:杉浦敬太)は、これからの未来を担う中高生世代と政治・社会をつなぐソーシャルプロジェクト「学校総選挙プロジェクト」(https://youthvote.tsite.jp/)を取り組んでおり、若者世代の声を世の中に届け、社会が動くきっかけ作りをミッションとしています。

このたび「学校総選挙プロジェクト」では、7月10日に投開票を迎えた「第26回参議院議員選挙」の模擬投票として、2022年6月6日(月)~7月10日(日)までの間、オンライン投票によって全国の10~29歳までの若者世代に対して「期待する政党」について募ったところ、14,024票の投票をいただきました。

その結果、4割弱の若者が「自由民主党」(39.6%)に投票し、その理由として「岸田政権になって活発的に行動しているのがテレビやニュースなどでよく見かけて、前までの自民党ではなく期待出来る」「日々の言動から他の政党に期待ができないため、自民党が消去法で1番まともな方だと思った」「与党として政策に取り組んできた実績があるため信頼性が高い」などを挙げています。次いで「立憲民主党」(11.7%)に投票した若者が多く、その理由として「日本はまだ女性の地位が低いところがあるけど、立憲民主党は党幹部の半数が女性なので期待できると思った」「教育費の無償化と時限的な消費税の引き下げが実現できそうな範囲で良さそうだから」などを挙げています。続いて「国民民主党」(10.1%)、「公明党」(7.6%)、「れいわ新選組」(7.4%)、「日本維新の会」(6.9%)、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(4.5%)「日本共産党」(4.2%)、「社会民主党」(2.6%)、「その他の政党」は5.4%の結果となりました。

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期待する理由をテキストマイニングにより分析したところ、一番出現頻度の高い単語が「投票者全体」では『政策』となりました。得票率上位3位の「自由民主党」では『消去法』『岸田』『コロナ』、「立憲民主党」では『無償化』『教育費』『同性婚』、「国民民主党」では『公約』『減税』『経済政策』などのワードが目立ちました。

wordcloud.jpg※ユーザーローカル テキストマイニングツール(https://textmining.userlocal.jp/)で分析

また、岸田内閣が発足した直後の2021年10月に行った「期待する政党」に関する投票(※1)と結果を比較すると、「自由民主党」は58.2%から18.6ポイント減少の39.6%、「立憲民主党」は12.6%から0.9ポイント減少の11.7%、「国民民主党」は4.5%から5.6ポイント増加の10.1%、「公明党」は5.8%から1.8ポイント増加の7.6%、「れいわ新選組」は2.9%から4.5ポイント増加の7.4%、「日本維新の会」は4.6%から2.3ポイント増加の6.9%となりました。また、"期待できる政党がない"という理由で「その他の政党」を選んだ若者も多く、3.5%から1.9ポイント増加の5.4%まで伸長しました。昨年よりも若者世代の政治への期待感が低下した様子がうかがえます。

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■「学校総選挙プロジェクト」プロジェクトリーダー・石井大樹からのコメント


今回、各政党を選んだ理由を見ていると、過去3回のオンライン投票と比べて具体的な実績や、これまでの取り組みの過程を評価する声が目立っていたように思います。個別政策に関しても、考え方への共感だけでなく「本当に実現可能かどうか」も判断材料にしている様子がうかがえました。例えば、具体的な成果や実績が若者にも見えやすかったり、イシューが明確な政党は前回のオンライン投票(2021年衆院選タイミング)より得票率を伸ばしています。今回も国政選挙と同じタイミングでの実施だったため、テレビやSNS等で各党の情報が手に入りやすかったことも影響しているのだと思います。
また同時に、事実ベースで判断する若者たちは政治に対してシビアな目線を持っているようです。実現の方法や、デメリットを提示しない「理想論に聞こえる政策」や、党や候補者のイメージだけの戦略は若者には効果が薄いのかもしれません。

CCCマーケティングおよびTポイント・ジャパンは、「学校総選挙プロジェクト」を通じて、若者が社会課題に主体的に関わり、判断し、実行をしていく「グローバル・シチズンシップ」を育み、SDGsの目標4「すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」の達成につながっていくことを目指してまいります。そして、「UNIQUE DATA, SMALL HAPPY.」をグループミッションに、「T」が「人と社会をつなぐ」存在となることを目指し、引き続き、新たな社会価値創造に取り組んでまいります。

【「期待する政党」に関する投票の概要】


■投票期間 :2022年6月6日(月)~2022年7月10日(日)
■投票方法 :オンラインによる投票
■投票地域:日本全国
■投票対象:10~29歳
■投票数:14,024票

(※1)2021年10月「期待する政党」に関する投票概要
・投票受付期間:2021年9月13日(月)~10月31日(日)
・投票方法:オンラインによる投票
・投票地域:日本全国
・投票対象:10~29歳
・投票数:30,572票

【「学校総選挙プロジェクト」概要】


■プロジェクト名:学校総選挙プロジェクト
■プロジェクトサイト:https://youthvote.tsite.jp/
■プロジェクト開始日:2020年10月13日(火)
■プロジェクト内容:「学校総選挙プロジェクト」は、CCCの創業意図「若者に新しい生活スタイルの情報を提供する拠点を提供していく」をアイデンティティに、これからの未来を担う若者が、これからの未来を生きていく糧となる新たな発見や考え方を共創していく「場」です。中高生から20代の若者世代に向けて、政治や社会課題から進学、学校など幅広い領域から、これからの若者世代に関わる課題をテーマアップし、その問題提起した課題についての中立的な情報と同世代が対話を深める場を提供します。WEBサイトで実際に「投票」することで、中高生世代の一人一人が主体的に関わり、意思表示できる機会を作ります。そして、中高生の「声」をまとめた投票結果のレポート記事や、有識者へのインタビュー記事などをnote上で掲載したり、オピニオンリーダーを迎えての企画や対話の場なども提供をしています。
■Twitterアカウント:学校総選挙プロジェクト【公式】 https://twitter.com/T_gakkou
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