多様な場所への出店を進める、
CCCのリソースを活かしたインスパイアされる空間「SHARE LOUNGE」

2019年に「TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア」内に1号店目がオープンした「SHARE LOUNGE」。オフィスの利便性とカフェの居心地の良さを兼ね備え、仕事や勉強での利用はもちろん、カフェとしても使える居心地のいい空間を提案しています。今では全国に展開し、商業施設だけでなくホテルやオフィスビルなどにも出店しています。

「SHARE LOUNGE」とは

「SHARE LOUNGE」は、シェアオフィスの機能性とラウンジの居心地のよさを併せ持つ時間制のカフェ・ラウンジです。
店内には、ゆったりお過ごしいただけるオープンスペースや、仕事や勉強が捗る集中スペース、そしてプライベート空間としてご利用いただける個室などをご用意している店舗もあり、お客様のニーズに合わせて自由にお使いいただくことができる空間です。
電源、高速Wi-Fiなどの充実した設備はもちろん、仕事が捗るモニターや、疲れた際にご利用できるマッサージマシンなど、各種アメニティをご用意しています。(アメニティは店舗により異なります)

「SHARE LOUNGE」は気軽にドロップインでご利用いただくことができ、専用のアプリで予約をすることも可能です。
また、こだわりのフリードリンク/スナックもお楽しみいただけます。店内に用意した本もご自由にお読みいただけるなど、お客さまのご利用シーンに合わせて使い方を編集することが可能です。

ホテルに新しい滞在価値を創出する「SHARE LOUNGE 押上」

2022年12月、押上駅から徒歩1分という好立地にある「リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ」のリニューアルに合わせて、「SHARE LOUNGE 押上」はオープンしました。ホテルのレセプションフロアに設けられ、宿泊者が旅のはじまりに計画を立てたり、旅の途中にひと息ついたり、旅を振り返る時間としてご利用いただくことができます。また、周辺にお住いの方がカフェやオフィス、そして憩いの場としてご利用いただける空間をご提案することで、宿泊客のみならず、地域交流の場としても付加価値を創出しています。

CCCグループのリソースを活かし、ホテルのワンフロアの空間デザインを担う

「リッチモンドホテルプレミア東京押上」のリニューアルにあたり、「SHARE LOUNGE」の出店のほか、CCCグループとして初めてホテル客室内の家電や本、アートのセレクト、共有部のアートディレクション、ブックディレクションなど、ホテルのワンフロアの空間デザインを行いました。

CCCグループがホテルワンフロア全体の空間デザインを行ったのは、13階の「コンセプトフロア」です。「Club "Culture"」をコンセプトに、新たな文化と出会い、探求し、楽しむ時間をお過ごしいただけるよう「BOOK」「映像」「ゲーム」「JAPAN」と各部屋それぞれにテーマを設定したコンセプトルームは、本や家電などCCCグループの強みを活かしデザインしました。また、廊下など共有部もアートディレクションし、フロア全体で"カルチャー"を体現し、"体験し、楽しむ"ホテルステイを提案しています。

働き方が変化する時代におけるオフィスの新しい活用

「SHARE LOUNGE」は、オフィスビルにも出店しています。2022年にオープンした「SHARE LOUNGE 外苑前」 です。コロナ渦により、多くの企業で働き方が見直され、オフィスの在り方が模索されている中で、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズと、コミュニケーションやアイデア創出の場となる空間を通じて新しいオフィスのかたちを提案することを目指して出店しました。
D-LIFEPLACE南青山 10階に位置し、以前はKDDIウェブコミュニケーションズのオフィスが入居していた同フロアを改装し、オフィスと「SHARE LOUNGE」、KDDIウェブコミュニケーションズが運営するコラボレーションスペース「FLAT BASE」が入居しています。これらがワンフロアに存在することで、既成のジャンルを超えた人のつながりを創出し、新しいビジネスやアイデアが創出される場となることを目指しています。

書斎のような特別感のある個室では、本に囲まれた落ち着いた空間で仕事や読書などに集中できます。また、2種類の会議室を用途によって使い分けたり、窓際席では日当たりが良く素晴らしい眺望を楽しむことができたり、個性豊かな著名人の方々が選書した書籍を手にとって読むことができます。また、エリアごとに異なる音楽が流れているので好きな音を選んで座ることができるなど、用途や気分に合わせた使い方を自由にお楽しみいただける空間です。

また、日本出版販売株式会社とそら植物園株式会社の合弁会社として設立し、2019年よりCCCも仲間となった日本緑化企画(株)が、世界中から植物を収集しているそら植物園監修のもと、植栽管理を行い、「SHARE LOUNGE」内の360度どこをみても植物が目に入るよう、バイオフィリックデザインを意識した空間を創出しています。

空間に植物が存在することでストレス軽減やリラックス効果といった健康への影響、生産性や集中力の向上が得られると証明されており、ワーキングスペース本来の機能にもプロフィットがあるような植栽計画が立てられています。

日本緑化企画(株)は「植物を届ける」をコンセプトに、植物を起点に人が集まりたくなる空間演出を行い、訪れた人が心地良さを感じるよう緑視率を意識した植栽計画を立てています。

CCCグループのリソースを活用したトータルな提案を行う

このように、CCCグループでは各企業がもつ課題や場所に合わせて、さまざまな提案を行っています。本、音楽などのエンタメコンテンツ関連はもちろんのこと、アートや空間デザイン、植栽まで、さまざまなリソースを持ち合わせています。それらを組み合わせて、最適なかたちで今後も多様な提案を行ってまいります。

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