
「NADiff」「美術出版社」の強みをいかし、
大型企画展のサポート、ミュージアムショップの運営、図録制作・商品開発まで網羅
アートショップ「NADiff」が培ってきた経験をもとに、美術館の常設・特設ショップを運営しています。大型展覧会でオリジナルグッズの開発、デザインを担うほか、展覧会の企画サポートも行っています。また「美術出版社」としてさまざまな図録制作を手掛けています。
アートに関する専門チームが結集した「CCCアートラボ」。
テーマに応じてさまざまな切り口からの提案が可能。
これまでに私たちは美術館やアートショップで販売される展覧会グッズや図録、作品集を多数手がけてきたほか、独自のミュージアムグッズも手掛けるなど、幅広い商品の企画制作・開発を行ってきました。現在、東京と京都で合わせて3つの常設ミュージアムショップを運営するNADiff(ナディッフ)は、1975年に設立され、日本におけるアートショップの先駆けとされる「アール・ヴィヴァン」の営業を継承し、1996年に「新しいアートの普及・拡散」をコンセプトとして発足した、歴史あるブランドです。「生活や人生をより豊かに、クリエイティブにしてくれる新しいアートを普及・拡散し、アートの価値の裾野を広げていく」というNADiffのコンセプトを引き継ぎ、2017年4月より「CCCアートラボ」内の1チームとして、シナジーを創出しています。また京都市京セラ美術館においては、2020年3月に同館のリニューアルオープン以降、社外との協同チームを組んでおり、ミュージアムショップ「ART RECTANGLE KYOTO」や特設ショップの運営だけでなく、美術館の企画運営サポートも担っています。

図録や作品集、アート関連書籍と、日本を代表するアートメディア『美術手帖』を制作。
展覧会図録、書籍や雑誌の制作に関しては、美術出版社と光村推古書院の2つの出版社から年間約50タイトルを出版・制作。国内有数のノウハウと美術館とのネットワークを有するCCCアートラボ内の経験豊富な編集者とデザイナーが手掛けています。また、オンラインメディアであるウェブ版『美術手帖』は300万PV/月を超える国内最大級のアートWebメディアとなっています。
美術出版社は雑誌『美術手帖』を1948年に創刊以来、国内外のコンテンポラリー・アートの最前線を紹介し、専門家から一般の美術ファンまで幅広い支持を獲得。数多のメディアが存在する今日において、アートメディアが果たすべき役割とは何かという問いかけを続けながら、日本を代表するアートメディアとしてアートと社会を接続させ、建築、写真、アニメなど様々な分野をアートの視点からとらえた特集を展開しています。
書籍では『ライブラリー 西洋美術史』『ライブラリー 日本美術史』など、美術史の定本となる書籍の刊行を続けるほか、作品集の分野でも高評を得ています。図録の制作に関しては、『ポンペイ展』(東京国立博物館 2022年)、『ルイーズ・ブルジョワ展』(森美術館 2024年)など、話題の展覧会の図録を手掛けています。
一方、光村推古書院は創業130年を超える京都の老舗出版社です。京都の神社仏閣にまつわる年中行事や、編集者が自分自身で良いと思った商品、食べておいしかったものを毎年掲載した、ガイドブックとしても役に立つスケジュール帳『京都手帖』など、京都に根ざした出版物を多く発行しています。



●東京都現代美術館(2022年12月~2023年5月)
「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展

●京都市京セラ美術館(2024年2月~9月)
「村上隆 もののけ 京都」

●大阪うめきた「VS.(ヴイエス)」2024年11月~12月
「吉田ユニ展“PLAYING CARDS”」
