KADOKAWA、講談社、集英社、ポプラ社の4社が新たに出資 株式会社Catalyst・Data・Partners 第三者割当増資に関するお知らせ
株式会社Catalyst・Data・Partners
~新サービス「CANTERA(カンテラ)」を2022年春より提供開始~
株式会社Catalyst・Data・Partners(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 髙橋誉則 以下、「カタリスト」)は、2021年8月の第三者割当増資に続き、この度新たに4社による第三者割当増資を11月末までに実施いたします。
■第三者割当増資引受先(※五十音順)
・株式会社KADOKAWA
・株式会社講談社
・株式会社集英社
・株式会社ポプラ社
■第三者割当増資実施の背景
カタリストは、「Open data change the world~オープンデータが世の中を変える~」をスローガンに掲げ、オープンデータで「個人の生き方」「企業の意思決定」「社会の持続性」を支援していくことを目指し、2021年8月より業務領域を拡大してまいりました。
まず第一に、構造的な課題を抱える出版界において、適法かつ適切に、出版社様、書店様、取次各社様のデータを連携し、オープンにシェアすることによって、出版業界における課題解決および各社の新規事業への活用促進に取り組んでおります。
今回、本取り組みにご賛同いただき、ともに業界構造のイノベーションに取り組むパートナーとして、新たな4社の第三者割当増資を実施いたします。
■新サービス「CANTERA(カンテラ)」を2022年春より提供開始
現在カタリストが提供する書籍購買データ分析サービス「DB Watch」(※1)と、日本出版販売株式会社が提供する出版社向けマーケット情報開示システムであるオープンネットワーク「WIN」(※2)のサービスを一元化した新サービス「CANTERA(カンテラ)」の提供開始を2022年春に予定しています。
「DB Watch」の購買データとオープンネットワーク「WIN」の流通・販売データの一元化によりデータの精度を向上させることで、より正確な書籍の需要予測に基づく返本率削減による業界利益全体への寄与を目指します。
加えて、今後より多くの出版社様、書店様、取次各社様と、適法かつ適切にデータ連携を推進し、業界を横断するデータをオープンに共創することによって、読者と本の良い出会いを創出し、顧客価値を共に創造することを目指してまいります。
<「CANTERA」サービスイメージ図>
(※1)「DB Watch」・・・全国のTSUTAYAの購買データから、商品、購買者属性、エリア、期間など、
様々な切り口で購買状況を分析し、統計処理されたデータを可視化するシステム
(※2)オープンネットワーク「WIN」...出版社向けマーケット情報開示システム
■会社概要 (※2021年10月末現在)
□社名:株式会社Catalyst・Data・Partners(読み:カタリスト・データ・パートナーズ)
□住所 :東京都渋谷区南平台町16-17
□代表者 :代表取締役社長 髙橋誉則
□資本金 :984百万円
□主要株主(※五十音順)
・カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
・株式会社学研ホールディングス
・株式会社小学館
・日販グループホールディングス株式会社
・株式会社富士山マガジンサービス
□URL :https://www.cdp-ltd.co.jp/
□事業概要
・AIを活用したデータベースSaaSの提供
・出版業界における需要予測サービスの提供
・TSUTAYA/蔦屋書店の購買データ分析サービス「DB Watch」の提供
・書店へのTポイントサービス提供