『若者のライフスタイルに関するアンケート調査』20歳のいまの悩みは「仕事・就職のこと」、やりたいことは6割が決まっている
CCC MARKETING HOLDINGS株式会社
~将来は自分の好きなものに囲まれた豊かで楽な生活を送りたい~
CCC MARKETING HOLDINGS株式会社は、18~20歳の男女600名に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」によって、『若者のライフスタイルに関するアンケート調査』を実施しましたので、お知らせいたします。
■若者のライフスタイルに関するアンケート調査ダイジェスト
●いま悩んでいることはなに?
18歳では1位「今後の未来のこと」 2位「勉強のこと」 3位「お金のこと」
19歳では1位「仕事・就職のこと」 2位「今後の未来のこと」 3位「お金のこと」
20歳では1位「仕事・就職のこと」 2位「お金のこと」 3位「今後の未来のこと」
●2021年に積極的に取り組みたいことは?
1位「学問」 2位「趣味」 3位「アルバイト」
●将来やりたいことが決まっている人は6割
将来やりたいことは何を参考に探す? 1位「インターネット」 2位「両親・家族」 3位「友人・知人」
●今後どういった生活スタイルを望んでいる?
3割が「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」
●お買い物に対する考え方は?
1位「買い物は楽しい」 2位「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」 3位「買い物にはコストパフォーマンスを求める」
●いま悩んでいることはなに?
18歳では1位「今後の未来のこと」 2位「勉強のこと」 3位「お金のこと」
19歳では1位「仕事・就職のこと」 2位「今後の未来のこと」 3位「お金のこと」
20歳では1位「仕事・就職のこと」 2位「お金のこと」 3位「今後の未来のこと」
1月11日は成人の日。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、従来のような成人式を迎えることが難しい状況ではありますが、ニューノーマル時代の若年層のライフスタイルに対する意識を調べるため、18~20歳の男女600名を対象に、「若者のライフスタイル」に関するアンケートを実施いたしました。
まず、いま悩んでいることが何であるかを複数選択で聞いたところ、全体1位は「今後の未来のこと」(46.3%)、2位は「お金のこと」(45.7%)、3位は「仕事・就職のこと」(44.5%)となりました。この結果を年齢別に見てみると、18歳の1位は「今後の未来のこと」(44.5%)となりますが、19歳と20歳では半数以上の人が「仕事・就職のこと」(ともに51.0%)を選択し、コロナ禍での就職活動への不安が大きくにじみ出る結果となりました。また回答者を20歳に絞って2016年から経年※比較をしてみると、2016年では1位が「今後の未来のこと」、2017年では「今後の未来のこと」、2018年では「今後の未来のこと」、2019年では「お金のこと」となる中、「仕事・就職のこと」が2021年に初めて1位となりました。
※2020年はアンケートを実施しておりません。
●2021年に積極的に取り組みたいことは?
1位「学問」 2位「趣味」 3位「アルバイト」
続いて、2021年に積極的に取り組みたい・チャレンジしたいことは何であるかを複数選択で聞いたところ、半数以上の人が「学問」(55.2%)を選択し、若者らしい回答が1位となりました。続いて2位は「趣味」(46.7%)、3位は「アルバイト」(43.7%)、4位は「資格取得」(35.8%)、5位は「恋愛」(31.8%)となりました。この結果を性年齢別に見てみると、18~19歳の女性は半数以上が「アルバイト」を挙げる一方で、同年齢の男性は4割弱にとどまっており、男女でアルバイトへの熱の入れようが異なることが分かりました。また年齢が上がるにつれて「資格取得」への意向が高い傾向となり、学生気分から徐々に就職を意識していることが見てとれる結果となりました。
●将来やりたいことが決まっている人は6割
将来やりたいことは何を参考に探す? 1位「インターネット」 2位「両親・家族」 3位「友人・知人」
コロナ禍で将来への不安が高まる中、将来やりたいことが決まっているかどうかを聞いたところ、「決まっている」「だいたい決まっている」を回答した人は6割となりました。この結果を年齢別に見てみると、年齢が上がるごとに将来やりたいことへの道筋が現実化してくることもあってか、18歳は7割、19歳および20歳は6割が「決まっている」「だいたい決まっている」との結果となりました。
将来やりたいことを探したり、考えたりする際に、誰もしくは、どんな情報媒体を参考しているかを複数選択で聞いたところ、1位は「インターネット(SNS以外)」(46.3%)、2位は「両親・家族」(35.3%)、3位は「友人・知人」(31.5%)、4位は「学校や職場の先輩」(28.0%)、5位は「本」(24.0%)となり、将来を考える際には自分の身近にいる人に相談をしたり、インターネットや本で調べていることが分かりました。この結果を年齢別に見てみると、18歳および19歳では「有名人・インフルエンサー」「テレビ」との回答が20歳よりも多く挙げられ、年齢が低いほど将来やりたいことをより理想的な視点で捉えていることが見てとれました。
●今後どういった生活スタイルを望んでいる?
3割が「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」
続いて、今後、どのような生活スタイルを望んでいるのかを聞いたところ、最も多かった回答は「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」(26.8%)となりました。続いて「自分の好きなことややりたいことに、時間と手間を集中させる生活スタイル」(16.3%)、「のんびり気ままな自然志向の生活スタイル」(15.7%)となり気負いせずに好きなことを中心にした生活スタイルが上位を占めました。野心を求めるような「自分を磨き、新しいことにどんどんチャレンジして、世の中に自分を表現する生活スタイル」(14.2%)はそこまで上位に入らず、SDGsやエシカルを志向するような「社会や地域の問題に積極的に取り組み、自分の知識・経験・能力を社会に還元する生活スタイル」も4.7%にとどまりました。
●お買い物に対する考え方は?
1位「買い物は楽しい」 2位「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」
3位「買い物にはコストパフォーマンスを求める」
最後に、お買い物に対する意識を複数選択で聞いたところ、上位から「買物は楽しい」(51.0%)、「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」(41.5%)、「買い物にはコストパフォーマンスを求める」(38.3%)、「自分に必要な物だけを買う」(36.2%)「買い物をするとストレス発散になる」(28.3%)となりました。いまの若者は買い物をすること自体を楽しんでいることが分かるものの、その買い物スタイルとしては無駄遣いせず賢く消費をする傾向が高いことが分かりました。
■調査概要
調査方法:インターネット (Tアンケート)
調査期間:2020年12月18日(金)~12月22日(火)
調査地域:全国
調査対象:18~20歳の男女(T会員)
サンプル数:600名