「第10回日本ケータイ小説大賞」表彰式、本日開催 『はちみつ色の太陽』Linkさんが3冠受賞! 歴代初の大賞・TSUTAYA賞・ブックパス賞同時受賞
株式会社TSUTAYA
全国に約1,470店舗のTSUTAYAを展開する株式会社TSUTAYAでは、本日3月25日13時より、「第10回日本ケータイ小説大賞」と連携して、株式会社毎日新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:朝比奈豊)、スターツ出版株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:菊地修一)とで構成する「第10回日本ケータイ小説大賞」の表彰式を、本日3月25日(金)13時より「パセラリゾーツグランデ渋谷」にて行いました。
「日本ケータイ小説大賞」は、ケータイ小説がまだ世に広く知られていなかった2006年にスタートし、今年で第10回目を迎えます。TSUTAYAでは、第1回目からTSUTAYA賞として参画し、恋愛、サスペンス、ホラーなどジャンルを問わず中高生でも、大人でも、幅広い世代が夢中になれるエンタテイメント小説を基準に選定し、新しい小説文化の発展に貢献して参りました。本賞は、過去の受賞作からは『クリアネス』『白いジャージ』『あたし彼女』など数々のヒット作が生まれるなど、ケータイ小説を世の中に定着させることを支援して参りました。
今年、第10回日本ケータイ小説大賞のテーマは「史上最強の"学園ストーリー"」で、今回の応募総数は1,579作品に達しました。10年の節目となる今年は、Linkさんの『はちみつ色の太陽』が歴代初の大賞・TSUTAYA賞・ブックパス賞の3賞を同時受賞し、トリプル受賞を果たしました。
■大賞・TSUTAYA賞・ブックパス賞 『はちみつ色の太陽』 Linkさん
●受賞の模様(右から3番目がLinkさん)
●Linkさんより受賞のコメント
「受賞して本当に光栄です。弱い自分に負けたくなくて書き始めたこの小説が、読者の方の心を勇気づけたり、前を向くきっかけになれば嬉しいです。これからもキュンとしていただけるような作品を書いていきたいと思います。最後に、読んで下さった皆さまに心から感謝申し上げます。」
●Linkさんプロフィール
静岡県出身、3月20日生まれ。デザイナーとして働くかたわら、2013年作家デビューをし、『おつきあい攻略本』(KADOKAWA刊)などを発表。本作で第10回日本ケータイ小説大賞、TSUTAYA賞、ブックパス賞を同時受賞。現在は子育てをしながら執筆活動を継続中。
【受賞作品紹介】
高2の美月は紫外線アレルギーのため、日光を避けて生活している。ある日、美月は水泳の授業中に、硬派で学校1イケメンな陽が猫とたわむれているところを見てしまい、さらにアレルギー症状で倒れてしまう。陽にお姫様抱っこで保健室に運ばれ、付き合っているのでは...?と学校中のウワサに。美月は陽を好きな女の子からのイジメをおそれ、陽の愛猫を家で飼う代わりに、自分のことを守ってほしいと要求する。ふたりはニセのカレカノ関係になって...!? ラストは胸キュン&感動の史上最強学園ラブ!!
【審査員評】
■審査員:清水凜花氏評 (ニコラモデル 新潮社「nicola」レギュラー出演中)
読み終わったとき、幸せな気持ちと切ない気持ちで心がいっぱいになりました。陽くんの優しい一面にきゅんとしたり、美月ちゃんの真っ直ぐなところに凄く励まされます!! 2人の一生懸命なところをみてると、自分も頑張ろうと思えるきっかけになるはず。あと1歩を踏み出す勇気がきっと出てくると思うので、ぜひ読んでほしいです!
■審査員:内藤麻里子氏評 (毎日新聞社 学芸部 編集委員)
まっすぐに強い主人公に好感が持てた。敵役の描き方もいい。クライマックスがいくつもあって楽しかった。途中で感じた疑問などすべてが腑に落ちるように回収されたラストの謎解きが見事だった。せりふの言葉選びが面白かった。難しい漢字を多用しているところは少し気になったが、文章自体はなめらかだった。
■審査員:浅見千春氏評 (TSUTAYA BOOK部 TBNユニット BOOKMDチーム)
表現力があり何度も映像が浮かび、引き込まれました。学園生活に欠かせないイベントなど、見所が多く、エンタテイメント性の高い作品でした。また感情移入をしながら読み進められ、多くの方に手にしていただきたいと思う内容でした。
本日3月25日(金)、スターツ出版から本作の文庫本が発売されるだけでなく、発売を記念してTSUTAYAでは、TSUTAYA限定デジタル版『本編(オリジナルショートストーリー付き)』の電子版のプレゼントのキャンペーンを開始致します。このほかにも、『春の大増刊号りぼんスペシャル』『マーガレットBOOKストア』でコミカライズ掲載及び配信が開始致しました。
TSUTAYAでは、今後もこのような多くの魅力あふれる作品や作家の発掘を通して、本との出会いの場や、本の新しい価値をご提案することで、さらなる読書ファンを増やし、出版業界全体の盛り上げや活性化につなげていきたいと考えております。
<『はちみつ色の太陽』トリプル受賞記念TSUTAYA購入者特典>
■購入特典: TSUTAYA限定デジタル版『本編(オリジナルショートストーリー付き)』プレゼント!
■キャンペーン期間:3/23(水)~5/24(火)※特典の閲覧可能期間は2016年7月31日まで
■対象商品:『はちみつ色の太陽』Link/発売元 スターツ出版/発売日 2016年3月25日
■対象店舗:下記のTSUTAYA BOOKS店舗一覧をご確認ください。http://tsutaya.tsite.jp/feature/book/digitoku/index/tenpo/digitoku_tenpo/storelist
■キャンペーン詳細・閲覧方法:下記ページよりご確認ください。http://prev.top.tsite.jp/news/book01/campaign/27775721/
【参考資料】
■「第10回日本ケータイ小説大賞」概要
名称 | 「第10回日本ケータイ小説大賞」 |
主催 | 日本ケータイ小説大賞実行委員会(毎日新聞社、スターツ出版) |
協賛 | TSUTAYA |
特別協力 | 「りぼん」「マーガレットBOOKストア!」、KDDI |
応募方法 | 公式応募サイト「野いちご」で閲覧できる小説からエントリー。 |
今年のテーマ | 『史上最強の学園ストーリー』 |
審査員 | 清水 凜花(ティーン雑誌『nicola』モデル 2000年生まれ、現在中学3年生) 南 沙良(ティーン雑誌『nicola』モデル 2002年生まれ、現在中学1年生) 梅岡 光夫(株式会社集英社 第1編集部部長代理(兼)1編コミック 企画編集長) 神宮司 彩(株式会社集英社 りぼん編集部) 中嶋 奈津子(KDDI株式会社 新規ビジネス推進本部 auスマートパス推進部) 浅見 千春(株式会社TSUTAYA BOOK部 TBNユニット BOOKMDチーム) 内藤 麻里子(毎日新聞社 編集編成局 学芸部 編集委員) 篠原 康子(スターツ出版株式会社 書籍コンテンツ部 第1書籍編集 編集長) |
スケジュール | 6月 スケジュール・テーマ決定 7月 エントリースタート(10月上旬〆) 10月下旬 一次審査結果発表&読者投票(二次審査)開始 11月下旬 二次審査通過10作発表 3月下旬 発表 |
各賞 | 大賞1作品(賞金30万円)、優秀賞3作品(賞金10万円)、 TSUTAYA賞、ブックパス賞 |
受賞一覧 | 【大 賞】Link(りんく) 『はちみつ色の太陽』 【優秀賞】浪速 ゆう(なにわゆう) 『妄想ラブレター』 【優秀賞】SELEN(せれん) 『好きになれよ、俺のこと。』 【優秀賞】天瀬ふゆ(あませふゆ) 『STARS & MISSION』 【TSUTAYA賞】Link(りんく) 『はちみつ色の太陽』 【ブックパス賞】 Link(りんく) 『はちみつ色の太陽』 |
以上