『18歳・19歳・20歳への意識調査』 「投票行く」18歳は50.0%、19歳は48.0%、20歳は39.3%
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
18歳選挙権の実施で、今年初めて投票を経験するのは18歳・19歳・20歳に。
~18歳・19歳・20歳の今、最も悩んでる事は1位:今後の未来、2位:お金、3位:勉強~
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、Tカードを利用している18~20歳の男女601名のT会員を対象に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」によって、『18歳・19歳・20歳への意識調査』を実施しましたので、お知らせいたします。
■18歳・19歳・20歳への意識調査ダイジェスト
●夏の国政選挙への投票意向は?
全体では45.8%が「投票へ行く予定」
18歳は50.0%、19歳は48.0%、20歳は39.3%
●18歳選挙権への考え方は?
全体では46.8%が「賛成」
18歳は58.0%、19歳は44.5%、20歳は37.8%
●今の悩みは?
全体では1位「今後の未来」、2位「お金」、3位「勉強」
18歳:1位「今後の未来」、2位「勉強」、3位「お金」
19歳:1位「今後の未来」、2位「お金」、3位「勉強」
20歳:1位「今後の未来」、2位「仕事・就職」、3位「お金」
●夏の国政選挙への投票意向は?
全体では45.8%が「投票へ行く予定」
18歳は50.0%、19歳は48.0%、20歳は39.3%
昨年の6月に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、今年から選挙権が18歳に引き下げとなりました。そこで今回のTアンケートでは、18歳・19歳・20歳の男女601名に、18歳選挙権に対する考え方も含めた意識調査を実施いたしました。
まず、今年の7月に予定されている国政選挙の投票に行くかどうか、またその理由を聞いたところ、全体では45.8%が「行く予定」、10.8%が「行かない予定」、15.8%が「分からない」、また27.6%が「その他・答えたくない」と回答し、半数近くが選挙へ行く予定との結果となりました。この結果を年齢別に見てみると、18歳では50.0%、19歳では48.0%、20歳では39.3%が「投票へ行く予定」と回答しました。
<理由:投票へ行く予定>
・国民の一人として、政策に関われる機会だから(20歳・女性/沖縄県)
・今後の自分の暮らしに間接的に関係があると思うので、参政の権利があるのなら行くべきだと思ったから(18歳・男性/山口県)
・選挙は一国民の義務でもあり将来のことを考え自分で1票投じることはすごく大切な事だと思うから(19歳・男性/東京都)
・行かないで思い通りにならなかった時、不平不満を言うのはかっこわるいから そうなるくらいなら行きたい(19歳・女性/青森県)
<理由:投票へ行かない予定>
・自分の1票を入れても入れなくても結果は変わらないから(18歳・男性/山形県)
・住民票を移しておらず、地元に帰る暇も無いため(18歳・女性/三重県)
<理由:分からない>
・政治のことが未だによく分からないから自分の一票で決まってしまうのが怖い。(19歳・女性/福岡県)
・今は投票しようと思っているが、その投票時期までにその選挙への投票する価値感が変化するかもしれないから。(19歳・男性/広島県)
・ちゃんと政治について知っておきたいし、無責任に投票出来ないと思うから。(18歳・女性/愛媛県)
●18歳選挙権への考え方は?
全体では46.8%が「賛成」
18歳は58.0%、19歳は44.5%、20歳は37.8%
続いて、「18歳以上」から選挙権が与えられることに賛成であるかどうか、18歳選挙権への考え方を聞いたところ、全体では「賛成」が46.8%、「反対」が20.3%、「どちらでもない」が32.9%と回答し、半数弱が18歳投票権に対して賛成であるとの結果となりました。この結果を年齢別に見てみると、「賛成」と回答をした割合は、18歳は58.0%、19歳は44.5%、20歳は37.8%となり、年齢が下がるほどに賛成への意向が高いことがわかる結果となりました。
<理由:賛成>
・18歳なら、日本のことについても考える能力があると思うから(18歳・女性/東京都)
・高校生のうちから政治について考えられる機会があることは良いことだと思うから。(18歳・女性/東京都)
・少子高齢化の昨今の日本では若年層の人口が少ないので、選挙権の年齢を引き下げる事は若年層の有権者の数を増やし、若年層の意見を政治に伝えるのに有効だと思うから。(20歳・男性/群馬県)
・多くの先進国で18歳以上に選挙権が与えられているから(19歳・男性/神奈川県)
・より多い層の年代からの投票があることによっていままでの政治の姿勢に変化が生じ、もしかしたら日本政治が良い方向にすすんでいくかもしれないから(18歳・男性/神奈川県)
・国は歴史の積み重ね。若者の方がこれからのカオスな時代を担う年数が長い為、若者の声と力を反映させるのは当たり前。(19歳・女性/神奈川県)
<理由:反対>
・18歳はまだ子供だから(20歳・男性/北海道)
・歳をとってもよくわからないのに、18歳の子達がどのくらいまで理解できるのかと思う(18歳・男性/山口県)
・周囲から受ける影響が強く、あまり若い世代の意見を取り入れられると思わないから(19歳・男性/長野県)
・自分が18の時はまだまだ世間に疎かったため、選挙権が18歳以上というのは不安 たから(20歳・男性/兵庫県)
<理由:分からない>
・メリットもあるが、デメリットもあると思うから。(19歳・女性/熊本県)
・幅広い世代の意見を聞けるようになった点は良い思う。しかし民衆の政治への無関心が広がる中で選挙権が与えられる年齢を下げたところで投票率や選挙の質といったものの向上はあまり期待できない。(19歳・女性/滋賀県)
・人によって、政治への関心は様々であり、年齢はあまり関係ないと思うから(18歳・男性/東京都)
●今の悩みは?
全体では1位「今後の未来」、2位「お金」、3位「勉強」
18歳:1位「今後の未来」、2位「勉強」、3位「お金」
19歳:1位「今後の未来」、2位「お金」、3位「勉強」
20歳:1位「今後の未来」、2位「仕事・就職」、3位「お金」
18歳投票権について様々な意見が出ましたが、実際に18歳・19歳・20歳の若者は今どういったことに悩みがあるのかを聞いたところ、全体では1位が「今後の未来」(30.4%)、2位は「お金」(14.5%)、3位は「勉強」(13.1%)となりました。この結果を年齢別に見てみると、18歳では1位「今後の未来」(29.5%)、2位「勉強」(17.5%)、3位「お金」(13.0%)、19歳では1位「今後の未来」(27.0%)、2位「お金」(17.0%)、3位「勉強」(14.0%)、20歳では1位「今後の未来」(34.8%)、2位「仕事・就職」(15.4%)、3位「お金」(13.4%)となり、各年齢ごとの特徴が出ている中で、全年齢に渡って1位は「今後の未来」となりました。なお、2014年に20歳に同じアンケートを実施した結果は「今後の未来」「お金」(20.4%)が1位にランクインし、その当時と比較すると「今後の未来」に関しての悩みが14.8ポイント上昇、逆に「お金」が7ポイント下落していることが分かる結果となりました。
■調査概要
調査方法:インターネット (Tアンケート)
調査期間:2015年12月11日(金)~12月16日(水)
調査地域:全国
調査対象:18歳・19歳・20歳の男女 (T会員)
サンプル数:
18歳 | 19歳 | 20歳 | 合計 | |
男性 | 100人 | 100人 | 100人 | 300人 |
女性 | 100人 | 100人 | 101人 | 301人 |
合計 | 200人 | 200人 | 201人 | 601人 |
■Tアンケートとは
Tカードをご利用のお客様の中で900万人が登録をしている、日本最大級のネットリサーチサービスです。リサーチやアンケートへ回答いただいた会員の皆様には謝礼としてTポイントを付与させていただきます。またご回答いただいた結果は、統計情報として処理され、企業やメディアの商品開発やサービス企画などに活用されます。会員の皆様からいただいたご意見一つひとつが、人の、企業の、そして日本の素晴らしい未来を創り出す大切なキーポイントになります。
CCCでは、企業の皆さまに対し、ご要望に合わせたリサーチプログラムとして、「Tアンケート」を通じた調査の企画から、集計・分析までのマーケティング・ソリューションを提供しています。